2013/01/23

Macbook Pro/Air のスリープ復帰が遅い?原因?対策?


最近使い始めたretina macbook pro。
ときどきスリープからの復帰が遅い。
特に1日程度macbookを閉じていた状態から開くと、遅い。
アプリもそんなに入れてないし、きれいな状態でも、遅い。

少しググってみると、
どうも最近のmacbookでは意図された挙動のようだ。

いわゆる通常のスリープでは
メモリ内の情報をそのまま維持するために
メモリに電力を供給し続ける必要がある。

macbookではその電力を節約するため、
そして電池切れ時のリスクを軽減するため、
「しばらく」スリープ状態が続くと、
自動的にいわゆるハイバネーションへ移行するそうだ。

ハイバネーションでは、
メモリ内の情報をHDDにコピーして、
メモリへの電力供給をやめる。
電力消費量を抑えられる代わりに、
復帰時にHDDからメモリ内へ情報をロードする時間が必要になる。

そのため、macbookでは「しばらく」macbookを閉じていると、
開いた後に復帰する(キー入力できるようになる)までの時間がかかるようだ。


解決方法は大まかに2つあるようだ。
どちらもmac osの設定を手動で直接変更する作業になるため、
自己責任で実施する必要がある。
設定変更に起因する不調・不具合などはサポートされないと思われる。

・ハイバネーションへの自動移行を無効化する
 ・http://www.o-learn.com/content/5-ways-to-fix-macbook-proair-that-wont-wake-up-from-sleep
 ・ラップトップを開いてからの復帰が早くなるはず
 ・電池切れが早くなる、電池切れ後はスリープからの復帰ではなく、再起動になる。
 ・ターミナルを開いて
  sudo pmset hibernatemode 0
  元に戻すときは
  sudo pmset hibernatemode 3


・ハイバネーションへ自動移行するタイミングを遅くする
 ・http://www.ewal.net/2012/09/09/slow-wake-for-macbook-pro-retina/
 ・学生とか会社員など、ちょこちょこmacbookを開いたり閉じたりする人向け
 ・いらいらする回数を軽減できる。閉じてから1日して開くと、今までどおりの挙動。
 ・何日間かmacbookを閉じている場合にはハイバネートしているはず
 ・1日スリープ分の電力消費はあるものの、節電&電池切れ対策もできるはず
 ・24時間(86400秒)はハイバネートしないようにしたい場合の例が以下
  ターミナルを開いて
  sudo pmset -a standbydelay 86400
  元に戻すときは
  sudo pmset -a standbydelay 4200

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